
令和元年尺アジをもとめて
GW5月1日、2日は鳥取島根旅行で、宍道湖周辺に行ったので、シーバスでも狙おうと思っていましたが、予想通り渋滞で思うように時間が取れず、けっきょく釣りができたのは5月2日の夜からでした。夜はメバリングするも釣れたのは弟の1匹のみ。予定通り、翌朝深場ポイントで尺アジを攻略することにしました。
釣れる時間は早朝5時か?
大潮、満潮は9時30分頃。早朝5時頃釣れるという情報を入手し、5月3日の4時半に起きて準備し、5時前に釣り場入りしました。先客が2名いらっしゃいましたが、1人はサビキ仕掛け、1人はルアーで何か狙われていました。
私も尺アジを狙うために普通のサビキ仕掛けです。そう、普通のサビキ仕掛けで釣れるそうです。下カゴ、サビキ仕掛けは6号前後。底付近にアミエビを入れたサビキカゴを落とし、しゃくってアミエビを放出して待つだけ。特にすることはありません。
先客のおじさんがアジを釣り上げましたが、尺アジではなさそうでした。

8時まで粘るもアタリすらなし。大潮になる前はかなり釣れていたそうなので諦めきれません。午前の部に期待です。
朝食をとったあと、奥さんと二人で同じポイントに行って2時間粘りました。10時くらいに回遊があるという噂に期待しましたが、何も反応なし。せめて小メバルでも掛かってくれると楽しいのですが、まったくピクリともしません。
午前の部もだめでした。
翌朝に期待を込めて
翌朝はポイントを変え遅めの10時ころ開始です。
釣り場の足元では釣れそうにない場所、ウキを付けて30mほど投げての釣りです。
いつも釣り場に居座っているおじさんが声をかけてきました。写真を見せてくれ尺アジが4時半頃釣れたと言っていましたが、話半分。弟の話によると過大申告の癖があるらしく、正確なサイズはわかりません。でも、早朝に回遊していることは確からしく、他の場所でも同じ時間帯で釣れていたそうです。
とっくの昔に尺アジ狙いはあきらめています。アジの刺身を食べたくて、何とか1匹釣り上げられることを祈るばかりです。

ちょっと、奥さんにアジは任せ、自分はルアーで何か釣れないかと探ってましたが、アジに集中しなかったのが祟ったのか、ジグパラを2個もロストしてしまいました...
ルアーでの釣果も無しです。もちろんアジも無し。
我が家の尺アジサビキゲームは終了。
今回も尺アジはお預けでした。
帰り際にデカアジお持ち帰り
弟が仕事から帰ってきたのが午後5時前、それからパトロールにでかけると言ってどこかに行きました。実家を出発する時間が近づいていたので、弟の帰りを待たずに夕食を食べ始めました。
ほぼ食べ終わったころに、弟が帰ってきました。
手に持っていたのはビニール袋に入った金色に輝く30cm弱の魚です。
よく見ると待望のマアジ、25cmサイズは関西ではめくりアジと呼ばれ、料亭で扱う高級魚です。
脂が乗ってそうなマアジ2匹を1時間くらいで釣ってきてくれたのです。
流石に脱帽、名人級です。

奥が深い尺アジ釣り
弟の経験上、どうも大潮時期には釣れてないような気がすると言っていました。5月4日はちょうど大潮から中潮にかわるときです。
また、潮の流れも東から西に流れているときのほうが、喰ってくるようだと言っていました。
ほぼ毎日、釣り場を数か所パトロールし、何が釣るのか情報を仕入れている師匠が言うのだから間違いないですね。
話している途中にLINEがピロピロなっていました。釣り仲間のネットワークを構築しているようです。
釣りは情報、釣りは科学。奥が深いです。
私も釣りを科学せねばと思う次第でありました。