去年までは水中撮影にこのカメラを使ってました。

FujiのFinePix Z33WPです。
2009年に発売され画素数1000万画素、撮像素子1/2.3型、開放F値F3.7(W)~F4.2(T)、動画の記録方式はAVIで640×480ピクセルが30フレーム/秒とひと昔前のスペックでした。
また、水深も3mまでで、娘が素潜りして到達できるレベルの代物です。
もちろんスマホとの連携などあるはずもなく、撮影した画像はSDカードを抜きだしてPCに差し込んでから取り込んでました。
水中での魚の接写に弱く、よくピンボケしてました。
その代わり当時の世界最軽量だったので重量はバッテリーとメモリ込みで126gで今のスマホ並みといったところでしょうか。
Amazonで購入し箱を開けると第一印象、ゴッツ!
電池とカードを含め247gなので、FinePixの2倍くらいか~。
子供にはちょっと重いかも。

個人的にはかなりかっこ良いボディーだと思います。
ストラップは赤のかなりゴッツいやつがついてました。

裏面は割とシンプルで撮影モードの選択はダイヤル式になってます。
もちろんタッチパネルではありません。
上面はGPS、WiFi、ステレオのマイクもついちゃってます。

下面の電池、SDカードを入れる蓋は気密性を保つために2重のロックになってます。
注意書きにも髪の毛、砂粒が蓋のパッキンに挟まらないように書かれてました。

側面の蓋も2重のロックになっていて、中にはUSBの電源やHDMIのテレビ出力用のインタフェースがあります。
ちなみに電源ケーブルはこんなんです。

こんなことができます OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough
明るいF2.0レンズなのでシャッタースピードを速くでき、水中の少し暗めの状況でも動く魚をとらえることができます。
F2.0を活かす絞り優先(A)モードというのがあるらしいので、使い方はよ~く勉強しておかないと。
タフ性能
防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃。
たぶん普通に遊びに行く海水浴場、スキー場、サッカーグランドなどほぼすべてをカバーできそうです。
ムービーもすごい
H264で動画が撮影できますが、FinePixと同じVGA(640×480ピクセル)モードなら120フレーム/秒まで撮れるのでスロー再生もできるようです。
撮影モード
人を撮影したり景色を撮影するシーンモード。
シュノーケリングには水中モードで魚をとり、水中マクロモードでサンゴなど。
山歩きで高山植物を見つけらたら顕微鏡モードで接写できます。
最近のカメラは便利です
WiFiを搭載しているので、TG-4と専用アプリをインストールしたスマホとの間で色々できます。
撮った写真をスマホに転送するのはもちろんのこと、スマホをリモコンとしてTG-4の映像を見ながら写真を撮ることができます。
下の写真はTG-4をリモートコントロールするスマホを映しています。

三脚に固定しておくと、魚を釣るシーンなど少し離れた場所から自撮りが簡単にできそうです。
また、スマホを持ち歩けないシュノーケリングなど便利なのがこれ。

GPSを使って方角がわかります。
また、Google Map、スマホアプリ「OLYMPUS Image Track」に取り込むことで、移動した軌跡をとりこむことができるロガー機能というのもあるらしいです。
シュノーケリングでの注意点
陸で使うのであればそれほど心配することはないのですが、シュノーケリングでは付属のストラップで腕から滑り落ちて海の底に落ちてしまうかもしれません。
専用のものもあるみたいです。
OLYMPUS フローティングストラップ Tough(TG)シリーズ用 CHS-09
廉価版もありますが、浮力250g以上を選びましょう。
私はフロートストラップはすこし邪魔になりそうなので、ストラップをほかのカメラのものに変えました。
手首で絞り込むことができるタイプです。

さらに、竿を落とさないために買ったセーフティーコードをストラップとライフジャケットにつないでおこうと思います。

明後日には石垣に出発しますので、それまでにTG-4のプロにならなくては...