
ウマズラもうまい
正月2日目、楽しかった帰省も最後の日、余ったフカセのエサを使い切ろうと思い、弟が去年の夏に90cmのダツを釣った潮がぶつかる道端のポイントへ行ってみた。

時間は限定1時間、大物を期待しての最後の釣りです。
激流がぶつかるポイントで1投目でソイ
フカセの仕掛けを作る前にまずはマキエを打っておきます。
チヌよ来てくれと願いながら、5投ほどしました。
小さめの魚たちがマキエに群がっています。
オキアミをハゲバリに刺して0.8号ウキを岸から10mほどのところに投げ込みました。

若干流れがありウキが西から東へ流れます。
3mほど流れたところで、3日目にしてやっといきなりウキがスパッと沈みました。
軽く竿先を持ち上げて合わせると、竿がしなってます。
もしかすると、藻に引っかかったのかと思いながら巻いていると黒い魚影が見えました。
あれ、もう1匹小さいのもついている。
抜きあげると1つのハリにソイとフグが喰らいついていました。

珍しいので写真に撮ろうとしたら外れてしまい、おもしろ写真は撮れませんでした。
その後5投ほどは何もあたりないのですが、エサだけ喰われています。
何やら潜んでいる様子。
6投目にまたまた、こんどはかなりスパッとウキが消えました。
これまもしやと思いながら余分なラインを巻き取り合わせると、案外軽い。
それでも魚は抵抗し見えてきたのは今度は白っぽい魚体。
割と大き目な25cmほどのフグでした。
ちなみに島の人はこのフグを自分でさばいて食べる人もいるそうです。
絶品の美味しさらしいですが、危ないので皆さん真似しないように。
ついに達成ハゲフカセ!
少しあたりが遠のき、終焉の時間が近づいてきたのでポイントを変え、岸から15mのところへ投げてみました。
よく考えると、深くなっているはずですが棚の調整は行わず、ウキ下1ヒロ、ハリスは矢引でした。
おそらく運が良かったのだと思いますが、すぐにウキが沈んでいきました。
磯竿が大きく曲がり大き目の魚がかかったことがすぐにわかりました。
とはいえ、1.5号の磯竿です。
よほど大きな魚でないと力負けすることはありません。
見えてきたのはよく見る姿、いっぱつでウマズラハギとわかりました。
タモを入れるか迷いましたが、ぐっと引き寄せ竿を大きくしならせて一挙に抜き上げ成功。

今回の釣行最高の37cmほどのウマズラハギです。
一緒に来ていた奥さんに尻尾をもって見せにいくと、スゴイと褒めてくれました。
終わりよければ全て良し!
有終の美で終えることができました。
ハゲ鍋最高
正月3日目に持ち帰ったウマズラハギ5匹をぶつ切りにして、奥さんの実家でハゲ鍋にしました。
自家製ポイン酢にハゲのぶつ切りをつけて食べると、これまたフグにも負けないおいしさ。
たっぷり思う存分というくらい、ウマズラハギの味を楽しむことができました。
そういえば、今回の帰省の前に狙っていたのはコブダイだったよな~と鍋をつつきながら一人でまたまた反省会でした。